いうまでもないが、借りたお金は必ず返さなければならない。特に奨学金は、返済するお金がそのまま次世代の奨学金に充当されるため、滞納してしまうと、後輩たちの貸与に支障をきたすケースも考えられるのだ。
とはいえ、返済自体は決してキツいものではなさそう。下の表を見ると、独立行政法人日本学生支援機構「きぼう21プラン」の毎月5万円貸与されていたケースでは、月々1万6769円。繰り上げ返済、さらに半年賦と月賦のダブルで返していく方法もある。現在、同プランの8万円コース返済中のある先輩は 「ボーナス時期が近づき、余裕が出そうな時は繰り上げ返済をしています。すべて元金に充てられるので効率的に返済額を減らせますよ」とアドバイスしてくれた。繰り上げ返済は銀行の教育ローンでも採用されているので、おすすめしたい。
ちなみに教育ローンには親子でリレー返済、つまり借りた時は親の名義でも、実際には、子どもが返済していく制度が導入されていることも多い。
これについては「自分が学ぶために借りたのだから自分で返していくのは当然。僕は給料から天引きで貯金してそれをそのまま返済にまわしています」と奨学金制度を利用した、多くの先輩たちが言っている。借りる時点で卒業後の負担がどのくらいになるかもあらかじめシミュレーションして、ムリのない返済計画を立ててほしいものだ。 |